食品56-3   塩の用語・食品に関する行政機関と法律

食品56-3 フェロシアン化物 食品56-3 フェロシアン塩
食品56-3 固結防止剤  食品56-3 凍結防止剤
食品56-3 かさ密度(かさみつど) 食品56-3 かさ比重
食品56-3 フレーク塩 食品56-3 フル-ル・ド・セル
食品56-3 塩の花(しおのはな) 食品56-3 塩の華(しおのはな)
食品56-3 壺焼塩(つぼやきしお) 食品56-3 焼塩壺(やきじおつぼ)
フレーク塩(Shihanshokuen hinsitsu)
フレーク塩(Shihanshokuen hinsitsu)

    「固結防止剤」は塩などが湿気を帯びて固まるのを防ぐために添加する物質で、日本では無害な炭酸マグネシウムや炭酸カルシウムなどを使う。フェロシアン化合物はフランス、中国などで使われていた

    「フェロシアン化物」は塩の固結防止剤として海外では広く使用されていたが、日本では許可されていなかった。許可が出る前から中国産、フランス産の一部の塩には固結防止のためにフェロシアン化物を混入した「フェロシアン塩」が、またフェロシアン塩を利用した食品が日本市場に溢れていた
   フェロシアン塩を使用した食品を排除すると市場が混乱するの防ぐために、食品添加物「フェロシアン化物」をスピード審査して許可した。理由は「フェロシアン化物」はCODEX規格などでも、またJECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会)でも安全性が認められているからであった

    「凍結防止剤」とは冬の高速道路などで雪や雪解け水が凍らないように道路に撒く薬剤。すなわち塩化カルシウムや単価の安い天日塩のこと

   塩の「かさ密度(かさ比重)」は2.16である。体積が1 cm3 の塩の結晶形があれば、その重さは2.16gである。しかし実際はたくさんの結晶が集まっており、結晶と結晶の間に隙間が出来るため、かさ密度は1.26である
   塩の場合のかさ密度は、塩の結晶形、粒径、粒度、粒度の分布、詰込み方、水分量によって大きく変わる
    「フレーク塩」は平釜の初期の表面に出来る結晶で、うろこ状の薄片であるが結晶は壊れやすい
    「フルール・ド・セル」「塩の花(塩の華)」とも呼ばれ大変溶けやすく、付着性の良さでいろいろな食品に使われる

    「壺焼塩」すなわち「焼塩壺」は粗塩(市販の粗塩とは違う)を素焼きの壺に入れて焼いたもので、関西地方で作られた高級塩種であった。塩焼壺は塩を「作る・運ぶ・食卓で使う」の役割があり、サラサラタイプでなく固形の塩で崩して使用する