食品56-5   塩の用語・食品に関する行政機関と法律

食品56-5 日本自然塩普及会 食品56-5 日本食用塩研究会
食品56-5 ラングレ師 食品56-5 良質の塩
食品56-5 自然塩信仰 食品56-5 自然塩運動
食品56-5 リンゲル液 食品56-5 生理食塩水
食品56-5 生理食塩液 食品56-5 血漿(けっしょう)
生理食塩液(Fuso pharm)
生理食塩液(Fuso pharm)

    「日本自然塩普及会」は松山在住の人たちが作った自然塩運動グループである。大変過激な組織であったが、自然塩普及の役目が終わったとして解散した
    「日本食用塩研究会」は大島で会員制の塩の製造販売をしていた団体である。塩の専売では海水を直接汲み上げて製塩したり、塩田を作って製塩することは許されていなかった
   しかし自家消費用なら、1人当たり年15トンまで作ってもよいという例外規定があるため、会員制の日本食用塩研究会を作り塩を配布していた。食塩批判で急成長した団体である
    「自然塩信仰」とは「自然塩には大量のミネラルが含まれているので、摂取すると血圧を下げたりするが、ミネラルが欠落した食塩を摂取すると生活習慣病の原因になる」の考え方。その運動を「自然塩運動」と呼ぶ

   ベルギー人の「ラングレ師」は、自然塩健康法の権威として有名である。彼は自然塩を「塩化ナトリウム分90%以下で加熱工程を含んでいない塩」と定義しており、日本で販売されている塩でこの定義に適合するものはほとんどない
    「良質な塩」の本当の意味は、安全で安心して使えることで、危険な有害ミネラル、環境汚染物質、石油や有機スズ化合物、洗剤、農薬が入っていない塩をいう。この定義ならイオン交換膜塩、再製天日塩、一部の輸入塩などが当てはまる

    「リンゲル液」は下痢、嘔吐による脱水状態、また手術などの大量出血などに用いる。生理食塩水にカリウムやカルシウムさらにぶどう糖などをを加えたもの
    「生理食塩水(生理食塩液))」とは人の血液・組織液と浸透圧の等しい食塩水で、蒸留水に塩化ナトリウムを加えたもの

    「血漿」とは血液から赤血球、白血球、血小板を除いたもの。主成分は水分、血漿たん白質、無機塩類(ナトリウム、塩素、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどイオンの形で存在)