食品56-6   塩の用語・食品に関する行政機関と法律

食品56-6 自然塩本 食品56-6 にがり本
食品56-6 アガリクス本 食品56-6 ヒメマッタケ
食品56-6 中嶋孝司(なかじまこうじ)  食品56-6 減塩の恐怖
食品56-6 知念隆一(ちねんりゅういち)  食品56-6 塩伝説しおでんせつ
食品56-6 高安正勝(たかやすまさかつ) 食品56-6 現代人を救う 塩 健康革命
食品56-6 真島真平(まじましんぺい) 食品56-6 現代病は塩が原因だった
食品56-6 牛尾盛保(うしおもりやす) 食品56-6 塩 自然塩と化学塩
食品56-6 平島裕正(ひらしま ひろまさ) 食品56-6 日本人の健康と塩
食品56-6 武者宗一郎(むしゃそういちろう) 食品56-6 自然塩健康法(いのちを守る塩)
減塩の恐怖(Kouji Nakajima)
減塩の恐怖(Kouji Nakajima)

    「自然塩本」の著者は学者(特定な自然塩団体に属している著名な元大学教授もいる)、町医者、ジャーナリスト、自然塩製造業者などである。本の内容は食塩批判、そして自然塩を摂取しただけで生活習慣病が治癒した例などが目白押しで、科学的根拠に乏しい本がほとんどである
   にがりだけについて書かれた「にがり本」はほとんどなく、自然塩本の後半ににがりの効能や商品写真などを載せた本が多くある
   ガンを抑える効果があるとアガリクス(ブラジル原産のキノコで、ヒメマツタケとも呼ばれ、癌を防ぐ効果があると言われている)は信じられているが、大変高価だし効果に少なからず疑問を持つ人が多くいる
   アガリクス販売業者は買うことを躊躇している人たちの背中を押すために、高名な医学者の肩書きを利用した「アガリクス本」を多数出版していた
   数年前に「アガリクス効果を謳う」体験記を書いたライターと、その本を監修した大学の名誉教授、そして出版社の編集者たちが逮捕された。この本の内容がこのライターの創作すなわち、ウソだらけのガン治癒事例を本に載せていたからである

   食養研究家の「中嶋孝司」氏は、「減塩の恐怖」 (蝸牛社)で「塩(自然塩)にはいろいろな病気を治癒する作用があるので、減塩運動は健康の敵だ」と語り、「O157も減塩のつけがもたらしたもの」と発言している

   シママース本舗「㈱青い海」の創業者「知念隆一」は「塩伝説」 (ゆうエ-ジェンシ-)で「JT塩(塩事業センター)を化学塩とか精製塩と呼び、身体によくない塩と決めつけ、自然塩)はミネラルが多く含まれており、人の健康を維持回復させる理想的な補給物である」と述べている

   ぬちマース製造会社の「高安正勝」氏は「現代人を救う 塩 健康革命」 (幻冬社)で「ミネラルの多い塩は、体内の塩化ナトリウムを排出することが出来る。血圧が上がらないばかりか、不足しているミネラルが豊富に含まれているので、摂れば摂るほど健康になる塩がある」と説明している。本の後半には高血圧や血糖値が大幅に改善した例などが目白押しの本

    「真島真平医学博士」は「現代r病は塩が原因だった」(泉書房)で、「にがり不足は諸悪の根源だと言い、にがりがほとんど含まれていない食塩は生活習慣病などの現代病の原因になっている」と決めつけている。また「にがりを与えたらガンが消え、高血圧症もアトピーなども解消された」と褒めちぎっいる

   元厚生荘病院長の「牛尾盛保博士」は日本食用塩研究会の母体である食用塩調査会の会長として就任。 彼は「塩 自然塩と化学塩」 (鷹書房) で「食塩は人体に有害だが、自然塩摂取は有用なミネラルの摂取が出来るだけでなく、解熱・殺菌作用、老化まで予防する」と述べ、この本の副題を「自然塩は薬、化学塩は毒」とした

   元四国女子大学教授の「平島裕正医学博士」は「日本人の健康と塩」 (三晃書房) で、「塩に含まれているミネラルは私たち人間や家畜にとても大切なもので、特にミネラルが欠落した精製塩はミネラルバランスを失い危険である」と論じている

   元大阪府立大学工学名誉教授の「武者宗一郎博士」は現在の海の精の原点である日本食用塩研究会の初代理事長に就任した。「自然塩健康法(いのちを守る塩)」 (講談社)で、「自然塩のミネラルは身体に対して良い影響を与えるが、ミネラルが不足して食塩などのイオン交換膜は味の点で劣るだけでなく、健康にも大きく影響を与えている」と述べている