食品56-7    塩の用語・食品に関する行政機関と法律

食品56-7 海水総合研究所 食品56-7 海水総合研究所
食品56-7 日本調理科学会 食品56-7 ソルトサイエンス研究財団
食品56-7 CODEX規格 食品56-7 コーデックス食用塩品質規格(案)
食品56-7 日本塩工業会 食品56-7 食用塩の安全衛生ガイドライン
食品56-7 安全衛生基準認定マーク    
市販食塩の品質(The Salt Industry Center)
市販食塩の品質(The Salt Industry Center)

    「海水総合研究所」は神奈川県小田原市にあり、製塩技術や塩に関する研究に取り組んでいる研究機関。塩・かん水・海水・にがりの化学分析・試験技術に関して国際的認定ISO/IEC17025を収得しており、世界最高水準の技術力を誇っている
    「市販食塩の品質」は海水綜合研究所が分析した塩67点(1999年)、135点(2003年)についての成分などのデーター集で、日本調理科学会誌などに発表している
    「日本調理科学会」は調理をただ単に伝統的な技術や技能の伝達だけでなく、それを理論的に科学的に研究するのが調理科学であると定義づけている。人間に深く関与する調理を自然科学、人文、社会科学的に統合して法則性を見出し、体系化を図る研究をしている学会
    「ソルト・サイエンス研究財団」は日本たばこ産業㈱などの出損により1988年に設立された。塩に関する研究の助成、塩に関する情報収集及び調査研究等を行う

    「コーデックス(CODEX)規格」とは国際食品規格のことである。世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)と共同で設置された国際的な機関で、塩などの食糧品の安全性の確保(消費者の健康保護)と公正な流通を促進するための規格基準
    「コーデックス食用塩品質規格(案)」の主な内容は主成分はNaCl純度(乾物基準、添加物除く)は97%以上、副成分はカルシウム・カリウム・マグネシウムなどは3%未満
混入元素はAs(ヒ素)0.5mg/kg以下、Cu(銅)2mg/kg以下、Pb(鉛)2mg/kg以下、Cd(カドミウム)0.5mg/kg以下、Hg(水銀)0.1mg/kg以下
   ヨウ素添加、固結防止剤としては炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、二酸化ケイ素、フェロシアン化物などが認められている(他にもルールがある)

    「(社)日本塩工業会」とは日本の海水を原料としてイオン交換膜を利用して塩を製造している四つの会社の団体で、日本国内の海水原料の塩の99%近くを製造していた 会員は福島県いわき市と兵庫県赤穂市と香川県坂出市に工場がある株式会社日本海水、岡山県児島市に工場があるナイカイ塩業株式会社、徳島県鳴門市に工場がある鳴門塩業株式会社、長崎県の崎戸島にあるダイヤソルト株式会社である
    「食用塩の安全衛生ガイドライン」は(社)日本塩工業会が定めた食用塩の自主基準である。総合衛生管理製造過程(HACCP)とISO22000の考え方を取り入れ、食品衛生法に基づいたもので、食用塩の安全性を保証した規格基準。この基準に合格した会社の商品あるいは商品の案内などに「安全衛生基準認定マーク」をつけることができる
   不溶解分0.01%未満で溶状は無色透明、重金属は10mg/kg以下、As(ヒ素)0.2mg/kg以下、Cu(銅)1mg/kg以下、Pb(鉛)1mg/kg以下、Cd(カドミウム)0.2mg/kg以下、、Hg(水銀)0.05mg/kg以下、フェロシアン化物は検出せず、一般生菌数300ケ/g以下、大腸菌群数陰性