食品10-6魚類
食品10-6 | 鱈(たら) | 食品10-6 | 真鱈(マダラ) |
食品10-6 | スケトウダラ | 食品10-6 | スケソウダラ |
食品10-6 | 鰈(かれい) | 食品10-6 | ヤナギムシガレイ |
食品10-6 |
ヤナギカレイ |
食品10-6 |
山鰈(やまかれい) |
食品10-6 | 笹鰈(ささかれい) | 食品10-6 | 若狭鰈(わかさかれい) |
食品10-6 | 温泉カレイ | 食品10-6 | 真鰈(まがれい) |
食品10-6 | 大鮃(おひょう) | 食品10-6 | カラスガレイ |
食品10-6 | エゾカラスガレイ | 食品10-6 |

「鱈(たら)」はタラ科の鱈類の総称であるが、「真鱈(マダラ)」を指すことが多い。日本では中部以北に生息しており、体長は100cmi~120cmの大きさになる
鍋物、焼物、フライ、味噌汁などに利用する。また雌より雄が、すなわち白子が珍重され鍋物や寿司タネや酢の物に使う
「スケトウダラ」は「スケソウダラ」とも呼ばれ、日本海北部から北太平洋に生息している
体長は60cmほどで、身はすり身にして魚肉練り製品に、また卵巣は辛子明太子の材料となる
「鰈(かれい)」はカレイ科の総称で、寒帯を好むがインド洋で生息する種もあり、海底に生息している
眼のある側は暗褐色で斑紋があり、生息場所によって体表を変える(反対側は白色)
特徴は成長すると目が体の右側により、体は平らになる。代表的ものとしてマガレイ、ヤナギムシカレイ、オヒョウなどがある。煮つけ、刺身、焼魚にする
「ヤナギムシガレイ」は「やなぎかれい」とも「山鰈」とも呼ばれ、体色は淡い褐色で口は小さく、30cm前後で柳の葉のように似ているため名前が付いた
島根県では「笹鰈(ささかれい)」福井県では「若狭かれい」と呼び、小さいものより大きいものの方が市場では喜ばれ、特に卵を抱いたものは珍重される。生干ししてから焼いて食べたり、小さい物は唐揚にする
「温泉カレイ」は小振りな鰈(かれい)の中骨を抜いて干したもので、食塩、ソルビット、グルタミン酸Naなどで味を付けてある。北陸温泉郷の旅館で出される朝食の定番メニューである
「真鰈(まがれい)」の両目は右側にあり青みがかった黒褐色、裏側は白色である。体長は30cm~40cmで東シナ海から北日本に生息するが、北海道や東北の一部では人気のある魚である。煮付けや塩焼きとしてよく使う
「大鮃(おひょう)」はカレイ科の日本産の最大のカレイで、北海道以北の水深300m~2000mに生息している。体長は100cm~250cmの大きさで、右側に両眼があり、体色は濃褐色である。ムニエルやフライとして利用する
「カラスガレイ」は「エゾカラスガレイ」とも呼ばれ、体表が黒っぽい色をしている。房総半島以北から北極海にかけて生息しており、体長は1mを超える
多くは輸入魚で値段は安く、加工原料としてまた回転寿司の縁側として人気がある