食品14-8 煮干し・節・削り節・魚の乾燥品
食品14-8 | 干し貝柱 | 食品14-8 | 干しあわび(乾鮑) |
食品14-8 | 干しだこ | 食品14-8 | 鯣/寿留女(するめ) |
食品14-8 | あたりめ | 食品14-8 | 一番するめ |
食品14-8 | 五島するめ | 食品14-8 | 二番するめ |

「干し貝柱」はほたて貝や平らがいなどを殻のまま煮て、貝柱だけを塩茹してから乾燥させたもの
使うときは水に戻して柔らかくする。中華料理の材料としてよく使われる
「干しあわび(乾鮑)」は中華食材の一つで、エゾアワビを殻から身を剥がしてから洗い、そして茹でてから乾燥させたもの。東北産のものが珍重され、鮑のオイスターソース煮が有名である
「干しダコ」は竹で組んだ枠に獲れたての生きたままのタコを掛けて、天日で一日干し上げたもの。干しだこは兵庫県明石市の名物、少し水に戻してから火に炙り、包丁で刻んだり、ハサミで切ったりしてから醤油、マヨネーズ、一味唐辛子、味醂などを混ぜたものを付けて食べる
「鯣(するめ)」は烏賊(いか)を開いて内臓、くちばし、眼球などを取り除き、洗ってから乾したもの。結納にするめを使うが目録には「寿留女(するめ)」と表記する
また賭け事が好きな人や一部の人は「するめ」はお金をする、すなわち勝負に負けることを意味しており、するめのことを「あたりめ」と呼んで縁起を担いでいる
食べ方は焼いて、一味唐辛子を混ぜたマヨネーズで食べたり、松前漬などに利用する
剣先イカから作ったするめを「一番するめ」と言い、特に長崎県の五島近辺で獲れた剣先イカから作った「五島するめ」が最高級品と言われている
またスルメイカから作るするめを「二番するめ」と呼んでいる