食品18-7豆類・穀類・きのこ・トマト・オニオン・ガーリック
食品18-7 |
きのこ |
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きのこ類 |
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毒きのこ |
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食用きのこ |
食品18-7 | 榎茸(えのきたけ) | 食品18-7 | えのき |
食品18-7 | ユキノシタ | 食品18-7 | なめたけ |
食品18-7 | 滑子(なめこ) | 食品18-7 | 舞茸(まいたけ) |
食品18-7 | 松茸 | 食品18-7 | 梅雨松茸(つゆまつたけ) |
食品18-7 | 早松(サマツ) | 食品18-7 | シメジ |
食品18-7 | ホンシメジ | 食品18-7 | ブナシメジ |
食品18-7 | 平茸(ひらたけ) | 食品18-7 | ます茸 |
食品18-7 | はないぐち茸 | 食品18-7 | あんず茸(杏茸) |

「キノコ類(きのこ)」は葉緑素を持たない菌類で、種を作らないので胞子で増える。朽ち木や枯れ葉から養分を取り、多くは傘状で有毒な「毒きのこ」もある。食用出来るキノコを「食用キノコ」と呼び、ノンカロリーでビタミンも多く、工場で生産されるキノコも多くある。松茸、椎茸、えのき茸、キクラゲ、なめこなどがあり、天ぷら、キノコご飯、炒め物、中華料理、スープなどに使う
「榎茸(えのきたけ)」は「ユキノシタ」などとも言い、シメジ科の食用のきのこで、単に「えのき」ともまた俗称としてナメタケと呼ばれている
傘の色は茶褐色で平たく、晩秋から初春に広葉樹の切り株や枯れ木に束状に生ずる
なお市販のエノキタケは菌床栽培(瓶栽培)で、色は白くて丈は長くモヤシ状である
エノキタケを砂糖、醤油、味醂を煮て瓶詰にしたもの「なめたけ」と言う
「なめたけ」は榎茸(えのきたけ)や滑子(なめこ)の俗称
「滑子(なめこ)
」はナメタケとも呼び、モエギタケ科のきのこで、広葉樹の切り株や枯れ木に群生する
粘りがあるが傘(茶褐色)が開くと粘りが少なくなるので、傘が開いてないない粘りのあるものが市販されており、味噌汁の具やなめこ蕎麦に使う
「舞茸(まいたけ)」はサルノコシカケ科のキノコで、ミズナラなどの広葉樹の弱った木の根元に生じる。色は茶色で、大きな株状で花が咲くように広がる。天然物は5kgに達するものもある
市場に出回っているものは人工栽培のもので鍋物、炊き込みご飯、天ぷらなどに使う
「松茸」は独特な香りと味がよく日本を代表するきのこで、赤松などの根に寄生する担子菌類である
傘の色は淡褐色で、球形から扁平になるが秋に収穫する。しかしまれに梅雨時期に獲れるが「梅雨松茸(つゆまつたけ)」とか「早松(サマツ)」とよぶ
国産品は収穫量が少ないため、韓国産、中国産などの輸入品が市場に大量に出回っている
そのまま焼いたり、茶碗蒸や土瓶蒸しにしたり、スキ焼、松茸ご飯などに利用する

「シメジ」は本来ホンシメジを意味しているが、ブナシメジと平茸を含めてシメジと呼ぶことがある
「ホンシメジ」は秋季に松林や雑木林に群生する高級キノコである
色は灰褐色で「香り(匂い)マツタケ、味シメジ」と言われるほど味がよいため、澄まし汁、炊き込みご飯などに利用する
「ブナシメジ」は秋季に広葉樹のぶななどの枯れ木や倒木などに群生する
傘の色は灰白色から褐色で、市場に出回っているのは人工栽培品が多い
一時はホンシメジとして販売していたが、プリプリ・シャキシャキと歯ごたえがよいのでいろいろな料理に使われるいる
「平茸(ひらたけ)」は秋に広葉樹の枯れ木や倒木などに重なって生ずる。傘の色は灰色、褐色、白色などがあり(成長によって色が変わる)、美味なきのこで人工栽培品が出回っている
鍋物、てんぷらなどに利用する
「ます茸」はミズナラなどの広葉樹の倒木や枯れ木に、傘が扇のように重なって自生する。オレンジ色をしているが、幼い時はマスの肉の色に似ていたためにその名前が付いた
てんぷらやフライにする
「はないぐち茸」はからまつ林内に自生する赤茶色の丸山形の傘で、表面にはぬめりがある
出汁に利用したり、味噌汁や鍋物に利用する
「あんず茸(杏茸)」の色は黄橙色で秋にかけて針葉樹内で群生している
傘の中央部がへこみ、周囲は波をうち、杏子の香がする(あんず茸の由来)
北欧、独、仏でもよく食べられている茸で、ピザやシチューなどに使われる