食品19-10果物
食品19-10 | 西瓜(すいか) | 食品19-10 | 大玉西瓜 |
食品19-10 | 小玉西瓜 | 食品19-10 | 黄肉西瓜 |
食品19-10 | 黄色西瓜 | 食品19-10 | クリーム西瓜 |
食品19-10 | 種なし西瓜 | 食品19-10 | 黒皮西瓜 |
食品19-10 | でんすけ西瓜 | 食品19-10 | ダイナマイト西瓜 |

「西瓜(すいか)」は熱帯アフリカ原産で、ウリ科のつる性の一年草の大型の果実。形は球形から楕円形(楕円形)で、果皮の多くは縦じまの濃い緑が入り、果肉は紅色、淡い紅色、オレンジ色、黄色、クリーム色などである
果肉の水分は90%近くあり、カットして生食にするが種子も食用にする。大玉西瓜、小玉西瓜、黄肉西瓜、黒皮西瓜などがある。なお昔の西瓜の外皮は黒や無地が多かったが、昭和の初期に緑の皮に縦じまの濃い緑が入った西瓜が全国的に広まった
「大玉西瓜」は球形で、緑の皮に縦じまの濃い緑が入る。日本の西瓜の主流で、3kg~9kgある大型の西瓜。タネは小さく、果肉は大抵が赤色で、甘くてシャリシャリしている
「小玉西瓜」の多くは球形であるがラクビー状のものもある。緑の皮に縦じまの濃い緑が入り、重さは1.5~2キロと小型である。果肉は赤色や黄色があり、甘みはあるが皮が割れやすい欠点がある
「黄肉西瓜」は「クリーム西瓜」または「黄色西瓜」のことで、果皮は緑に縦じまの濃い緑が入る。品種改良のおかげで甘味がある黄色西瓜が出回るようになった
「種なし西瓜」は日本で開発された技術であるが、熟期が遅い、生産コストがかかる、甘味や品質の点で他の西瓜より劣る、など日本ではほとんど栽培されていない
「黒皮西瓜」は品種タヒチなど西瓜のことで、果皮が黒(濃黒緑色)、果肉は真紅をしている。甘味もあり、またシャキシャキした歯触りの高級西瓜。でんすけ西瓜が有名である
「でんすけ西瓜」は果皮が濃黒緑色だが、果肉は真紅色でシャキシャキがある西瓜。色の珍しさもあり高級西瓜として市場で流通している。でんすけ西瓜は当麻農業協同組合の地域ブランドでもある。デンスケ西瓜は大宮デン助と田を助ける意味が由来となっている
「ダイナマイト西瓜」は北海道月形町で生産される西瓜で、果皮が濃黒緑色だが、果肉は真紅色でシャキシャキである。またダイナマイト西瓜は黒色とツルを導火線に見立て、先端に火花のシールを付けた遊び心のある外観が由来である