食品19-11果物
食品19-11 | 桃(もも) | 食品19-11 | 白桃(はくとう) |
食品19-11 | 白鳳(はくほう) | 食品19-11 | 黄桃(おうとう) |
食品19-11 | ネクタリン | 食品19-11 | 水蜜桃(すいみつとう |
食品19-11 | ヤマモモ | 食品19-11 | 枇杷(びわ) |
食品19-11 | 茂木枇杷 | 食品19-11 | 栗 |

「桃(もも)」は中国原産のバラ科の落葉樹の果実。3月末~4月白色や淡紅色の花をつけ、7月~8月に果実が成熟する。果実は球形で大抵は柔らかい毛が生えており、淡桃色の白い皮で覆われている
果肉は白、ピンク、黄色などで柔らかくジューシーで甘い。品種は多々あるが、白桃(はくとう)、白鳳(はくほう)、黄桃、ネクタリンなどの系統に分けることができる。生食、シロップ漬け、ジュースに使用する
「白桃(はくとう)」の果皮はわずかに黄色をおびた白で美しく、重さは300g前後ある。果肉は淡黄白色でしまってきめ細かく、果汁は豊富で強い甘さと香りがある
「白鳳(はくほう)」の果皮は美しいピンク色で重さは250g~300g位ある。果肉は白くて繊維が少なく柔らかく、果汁は豊富で酸味が少なく甘味が強い
「黄桃(おうとう)」の果皮は黄色、果肉も黄色で堅く締まり、熟してもほとんど柔らかくならない。独特の香があるが果汁は豊富で、バランスが取れた強い甘味と酸味がある
「ネクタリン」は桃の変種で、果皮は赤く、毛はほとんど無くてツルツルしており、桃より一回り小さい。果肉はオレンジ色で甘酸っぱい味がする
「水蜜桃(すいみつとう)」は明治時代に中国から移入した桃の一品種のこと。果汁は豊富で、甘味は強く、現在の桃の多くは水蜜桃を品種改良したものである
「山桃(やまもも)」は本州以南、四国、九州の暖地に見られる常緑の高木で、雌の木に黒赤色した果実がなる(球形で表面に粒状突起がある)。多汁で完熟したものを生食したり、果実酒、ゼリー、ジャムなどに加工する
「びわ(枇杷)」はバラ科の常緑果樹で、5~7月に黄橙色の果実をつけるが、長崎の「茂木びわ」が有名である。生食したり、ゼリーなどに加工
「栗」は日本全国に生え、夏に独特の香がする花が咲く。木材は杭や家具などに、いがに包まれた果実は茹でたり焼いたり、また栗きんとん、マロングラッセなどに利用する