食品21-6和食料理2
食品21-6 | 鯖の味噌煮 | 食品21-6 | 鯖の竜田揚げ |
食品21-6 | 鯖の炒り焼き | 食品21-6 | 鯛のあら煮 |
食品21-6 | 鯛のあら炊き | 食品21-6 | 鯛の兜煮 |
食品21-6 | 鯛蕪(たいかぶら) | 食品21-6 | 鯛素麺 |
食品21-6 | 鯛麺 | 食品21-6 | 鯛の白子焼き |
食品21-6 | 鯛の白子酢 | 食品21-6 |

「鯖の味噌煮」は味醂、醤油、砂糖、酒、水を混ぜて煮立てる。鯖の切り身、笹がきした牛蒡、針 生姜を入れて煮たて、そして味噌を溶かし入れて煮ると出来上がる
味噌や生姜を入れるのは鯖の臭みをとるために、ゴボウは鯖と味噌のうま味が染み込み大変美味しく出来上がっている
「鯖の竜田揚げ」は鯖を味醂、醤油、すった生姜やにんにく、酒などで作ったタレに浸け込み、片栗粉をまぶして食用油で揚げたもの
「鯖のいり焼き」は島根県浜田市の郷土料理で、鯖を三枚に下ろして下処理をし、更に半部に切る。醤油、砂糖、酒を煮立てて鯖とすったにんにくを加えて煮たもの(水を加えない、にんにくを加えることが特徴)。熱々のご飯に載せることもある
「鯛のあら煮」は「鯛のあら炊き」とも言い、鯛のあらを牛蒡、生姜、絹さやなどと一緒に醤油、砂糖などで甘辛く煮たもの
「鯛の兜煮」は鯛の頭を梨割したものを牛蒡や生姜などと一緒に醤油、砂糖などで甘辛く煮たもの
兜煮はあらの頭だけを使ったもので、一匹の鯛で2つしかと取れないので高級料理として扱われることが多い
「鯛蕪(たいかぶら)」は京のおばんさいの一つで、聖護院蕪と鯛を使った料理(昔から鯛に蕪、鰤に大根と言われている)
鯛のあら煮に似ているが、牛蒡の代わりに聖護院蕪を使う。昆布の出汁を効かせたタップリの煮汁で煮てあり、味は薄めである
「鯛素麺」は「鯛麺」とも呼ばれ、愛媛県の宇和島地方や瀬戸内地方の郷土料理。渦巻状に巻いた素麺の上に、薄味で煮た鯛をのせたもの
泳いでいるように飾るが、皿の周囲には錦糸卵や椎茸の甘辛く煮たもので飾る。食べるときは鯛を煮た煮汁をだし汁で薄めて麺にかける。鯛と素麺が使っているので「めでたい(鯛)が、長く続く(素麺の長さ)」として正月や祝いの席に必ず出される料理
「鯛の白子焼き」は下処理した白子に塩を振ったものを焼いたもので、レモン果汁などをかけてそのまま食べる。または紅葉おろしのポン酢で食べる
「鯛の白子酢」は鯛の粗から取った出汁に、酢、醤油、砂糖、酢橘の果汁を加えたものに、下処理した白子を合わせたもの