食品31-5 塩の種類、製造方法
食品31-5 | 湖塩 | 食品31-5 | 塩湖(えんこ) |
食品31-5 | 粉砕(ふんさい) | 食品31-5 | 粉砕塩(ふんさいえん) |
食品31-5 | 溶解 | 食品31-5 | 採掘 |
食品31-5 | 輸入塩 | 食品31-5 | 鹹水湖(かんすいこ) |
食品31-5 | 鹹湖(かんこ) | 食品31-5 |

日本で販売されている「湖塩」の多くは、有名な塩湖から採掘した塩を製品化したものである
塩湖は
アメリカにあるグレート・ソルト・レイク、イスラエルの死海、ボリビアのアンデス山中にあるウユニ湖、オーストラリアのデボラ湖などがある
グレート・ソルト・レイクや死海の近くの地下水は食塩濃度が高いので、それを利用して製塩が行われている
雨季のウユニ湖は塩水で湖が覆われているが、乾季には湖が干しあがり、湖は塩の結晶でおおわれる。それを切り出している(採掘して粉砕する)
「粉砕塩(ふんさいえん)」とは、輸入した天日塩は堅い固まりの塩であるが、それを「粉砕」して使いやすくした塩(広義では、粉砕とは岩塩や原塩を細かく砕くこと)
「溶解」とは天日塩や岩塩を海水や水で溶かして、濃い塩水すなわち鹹水(かんすい)を作ること
「採掘」とは岩塩層や塩湖に堆積した塩層などから塩を掘ること
「輸入塩」とは天日塩、岩塩、湖塩のこと。日本の天候は雨が多く、適当な風も吹かないので
天日塩は出来ない、また岩塩層や「塩湖」(「鹹水湖(かんすいこ・鹹湖)」のことで湖水の塩分濃度が1ℓ中に0.5g以上)は日本に存在しないので、国内産の「岩塩」「湖塩」は存在しない