食品48-5 魚介類など用語
食品48-5 | 白身の魚 | 食品48-5 | 赤身の魚 |
食品48-5 | 青魚 | 食品48-5 | 青物(あおもの) |
食品48-5 | トロ | 食品48-5 | 大トロ |
食品48-5 | 中トロ | 食品48-5 | 赤身 |

「白身の魚」はヘモグロビン、ミオグロビンが少なく、海底の底や沿岸部を移動する魚、海から川へ、川から海へ移動する魚で鯛、平目など。脂肪分は少なく淡泊な味の魚が多い
サケ、マスの肉の色は紅いので、赤身の魚のようだがヘモグロビン、ミオグロビンの含有量が少なく、カロテノイド系の色素よって身が赤いだけで「白身の魚」である
「赤身の魚」と「白身の魚」は肉の色で見分ける方法では難しくヘモグロビン、ミオグロビンの含有量で区別する
「赤身の魚」としてさば、いわし、さんま、マグロ、鰹などがあり、これらは群れをなし季節的に移動する回遊魚である
激しい泳ぐ運動をするために酸素が大量に必要で、そのため赤身の魚にはヘモグロビン、ミオグロビンの含有量が多い。血合の部分が多く、脂ものっている
「青魚」はあじ、さば、いわし、さんまなどの背中(体表)が青い魚で「青物(あおもの)」とも呼ぶ。一般的に回遊魚で、群れをなす赤身の魚である
青魚はエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)を多く含んでいる不飽和脂肪酸の一種で、「コレステロールを下げる」、「中性脂肪を減少させる」などの生活習慣病の改善があると言われている
「トロ」は主に鮪の部位として使う言葉である
鮪の腹部の前の脂肪が多い部位を「大トロ」、腹部の後の脂肪が少し落ちる部位を「中トロ」、それ以外の背部などは「赤身」と呼ぶ。なお牛肉などの脂肪がない、または少ない部位を言う
畜養まぐろの中にすべてトロもある