食品49-2 塩の用語など
食品49-2 | 蒸発乾固 | 食品49-2 | 加熱減量 |
食品49-2 | 加熱工程 | 食品49-2 | 飽和 |
食品49-2 | 飽和塩水 | 食品49-2 | 飽和海水 |
食品49-2 | 海水溶存量 | 食品49-2 | 篩(ふるい) |
食品49-2 | ppt(ピ-・ピ-・ティ-) | 食品49-2 | pg(ピコグラム) |
食品49-2 | ㎍(マイクログラム) | 食品49-2 | mg(ミリグラム) |
食品49-2 | ボーメ比重計 | 食品49-2 |

塩においての「蒸発乾固」とは、海水の水分をすべて蒸発させて塩にすること
「加熱減量」とは簡単に言えば水分のこと
「加熱工程」とは製塩時に熱を加える加工段階をいう。イオン交換膜などで濃い塩水(鹹水)を作る。その濃い海水を真空式蒸発缶や平釜で熱を加えて塩を析出させる
「飽和」は塩などを水や海水に溶かしてゆくと、一定限度で止まりそれ以上に溶けない状態を言う。1ℓの20℃の水には約359g、107℃のお湯には396gまでの塩が溶けるが、それ以上は溶けない状態を「飽和塩水」と呼ぶ
1ℓの20℃の海水には317g、107℃の海水には330gまでの塩が溶けるが、それ以上溶けない状態を「飽和海水」と呼ぶ
「海水溶存量」とは海水に溶けているナトリウムやカルシウム、カリウムなどの物質の量をいう
「ふるい(篩)」とは種類によって(粒径すなわち大きさによって)選別する(選り分けること)器具
「ピ-・ピ-・ティ-(ppt)」は食品添加物、汚染物質などの濃度を表す単位で1兆分の1を表す
「ピコグラム(pg)」は質量(g)を表す単位で1gの1兆分の1である
「マイクログラム(㎍)」は質量(g)を表す単位で1gの100万分の1である
「ミリグラム(mg)」は質量(g)を表す単位で1gの1000分の1である
「ボーメ比重計」は液体の比重測定に使うもので、海水や鹹水などの塩分濃度を測るときに使う。手打ちのラーメン屋さんやにがりを使用している豆腐屋さんなどはボーメ計を利用している