食品6-1 大豆・とうもろこし・じゃがいもなど、その加工品
食品6-1 | 遺伝子組換え | 食品6-1 | 遺伝子組換え農産物 |
食品6-1 | 非遺伝子組換え | 食品6-1 | 遺伝子組換えでない |
食品6-1 | 大豆 | 食品6-1 | 非遺伝子組換え大豆 |
食品6-1 | 遺伝子組換え大豆 | 食品6-1 | Non-GMO大豆 |
食品6-1 | 大豆(遺伝子組換えでない) | 食品6-1 | 大豆(非遺伝子組換え) |
食品6-1 | 大豆(遺伝子組換え) | 食品6-1 | GMO大豆 |
食品6-1 | GM大豆 | 食品6-1 | 大豆(遺伝子組換え不分別) |
食品6-1 | 分別生産流通管理 | 食品6-1 | IPハンドリング |

「遺伝子組換え」技術は植物と細菌のように、全く違った生物での遺伝子のやりとりもできる
この技術を使って大豆やトウモロコシなどの品種を改良を行って、害虫にも、病気にも、雑草にも強く、収穫量が大変多く、安定性に優れた作物を作ることも可能になった
しかし安全性への懸念が払拭できないため、私たちには認知されていない
「遺伝子組換え」技術を利用した農産物を「遺伝子組換え農産物」と呼ぶ。アメリカは8300万トン以上の大豆を生産しており、うち93%は「遺伝子組換え」の大豆で、残りが「非遺伝子組換え」即ち「遺伝子組換えでない」の大豆である
「大豆」は日本の食卓に古くから使われており、味噌や醤油などに、そして豆腐、油揚、湯葉、納豆などに利用する
また食用油脂多くは大豆を搾油したものである
「大豆」は家庭で、煮豆にしたり、ビールの友の枝豆としていろいろな料理に使用している。農林水産省の最近の統計によると大豆の輸入量は410万トン、国内生産量は22万トン(自給率5%)であった。ちなみに昭和22年の自給率は97%であった
大豆の表示について見てみよう
「分別生産流通管理」が行われた非遺伝子組換え大豆(「non-GMO大豆」と呼ばれている)を原材料としたときは「大豆(遺伝子組換えでない)」「大豆(非遺伝子組み換え)」と表示(任意)する場合が多い(5%の遺伝子組み換え大豆の混入は認める)
「分別生産流通管理」が行われた遺伝子組換え大豆を原料とした時は「大豆(遺伝子組換え)」と表示(遺伝子組換え大豆は「GMO大豆(GM大豆)」とも呼ぶ)
遺伝子組換え大豆と非遺伝子組換え大豆とが不分別の大豆を原材料としたときは「大豆(遺伝子組換え不分別)」と表示
表示の対象は大豆、とうもろこし、ばれいしょ、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜の7作物とその加工食品である(ただし醤油、大豆油、コーン油、コーンフレークなどは遺伝子組換えされたDNAや生じたたんぱく質が検出できないので、遺伝子組換えの表示はされない)
「分別生産流通管理(IPハンドリング)」とは遺伝子組換え大豆又は非遺伝子組換え大豆などが生産者から流通業者、輸出入業者、加工業者へと渡る各段階で、混入が起こらないように管理すること(各段階で証明書類が発行される)