食品8-10牛肉、豚肉、鶏肉・その加工品
食品8-10 | 焼肉の種類 | 食品8-10 | ロース |
食品8-10 | カルビ | 食品8-10 | 三枚肉(さんまいにく) |
食品8-10 | ばら肉 | 食品8-10 | ハラミ |
食品8-10 | サガリ | 食品8-10 | ホルモン焼き |
食品8-10 | ホルモン | 食品8-10 | 牛たん(ぎゅうたん) |
食品8-10 | てつちゃん(テッチャン) | 食品8-10 | ミノ |
食品8-10 | ハチノス | 食品8-10 | センマイ |
食品8-10 | ギアラ | 食品8-10 | 赤センマイ |
食品8-10 | アカセン | 食品8-10 |

「焼肉」は牛肉、豚肉、鶏肉、海老、野菜などを鉄板で焼いたり、網を使って焼いたり炙ったりするもの
「焼肉の種類」としてロース、カルビ、ハラミ、サガリ、ホルモン焼き、てつちゃん、ミノ、牛たんがある
「ロース」は肉を炙る、焼くのローストが転訛した言葉で、柔らかく肩ロース、リブロースがある
「カルビ」は韓国語で肋骨(あばら・ろっこつ)の意味を指しており、焼肉屋などでは牛のその周辺の肉をカルビと称している
「さんまいにく(三枚肉)」はあばら骨の周囲の肉で、肉と脂肪分が交互に三層をなしており「ばら肉」とも呼んでいる
カレーやシチューなどにまたベーコンなどに使用する
「ハラミ」は横隔膜の背中側の部分、また「サガリ」は横隔膜の肋骨側の部分。値段が安くて適度な脂肪と柔らかい肉質であるが、内臓肉である
焼肉、カレーやシチューなどの煮込み料理
「ホルモン焼き」はきれいに下処理して小さく切った内臓(舌、胃、肝臓、大腸、心臓など)を鉄板や網の上で焼く料理。肉以上に鮮度が大変大切である
昔は臓物は捨てるもの、すなわち「ほおるもん(捨てるもの)」から転訛して「ホルモン」とも、またそれらの臓物の中には内分泌液(ホルモン)を出したりするので、それが語源とも言わている
「牛タン」は牛の舌のことで、スライスしたものを塩と胡椒で味付けしてレモン果汁で食べる。または焼いたものにタレを付けて食べる。またタンシチューにも使われる
「テッチャン」は韓国語で「テは大きい」、「チャンは大腸」の事を表しており牛の大腸の部分である。焼肉で最も人気があるメニューで、焼肉以外に「もつ鍋」にも使用する。上ホルモンと呼ぶ焼肉屋もある
「ミノ」は切り開くと昔の雨具の蓑に似ているために名前がついた。牛の第一胃のことで、肉厚で純白に近い白色である。消化しきっていない物を含んでいるので、きれいに下処理がしてある。歯ごたえがあるので食べ易くするために、包丁で切り込みを入れる
「ハチノス」は牛の第二の胃のことで、胃の内面に多数の小さな窪みがあるので名前がついた。臭みがあるので丁寧な下処理が必要であるが、さっぱりとした味で、弾力感がある食感である。スープや煮込み料理に使うことが多い
「センマイ」とは牛の第三胃のことで、内側が胃壁のひだが千枚あるように見えるためにセンマイの名前がついた。焼いたり、煮たり、また生でも食べる
「ギアラ」は牛の第四胃のことで、別名「赤センマイ」とか「アカセン」とも呼ばれている。脂がのり、コリコリとした食感を楽しめ、もつ鍋、焼肉に使う。なおチーズを固めるときに使う酵素のレンネットはこの第四胃から抽出する