食品10-10 海水魚
食品10-10 |
魳(かます)
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食品10-10 | 笠子(かさご) |
食品10-10 | 眼張(めばる) | 食品10-10 | 赤メバル |
食品10-10 | 白メバル | 食品10-10 | 黒メバル |
食品10-10 | ハチメ | 食品10-10 | ハツメ |
食品10-10 | 飛魚(とびうお) | 食品10-10 | アゴ |
食品10-10 | 鰰(はたはた) |

「魳(かます)」はカマス科の総称で、体長は30cm~50cmで、中部以南の沿岸部に生息している。円筒形の細長い体形で、下あごは突きでて口は大きく鋭い歯がある
干物、塩焼き、塩干品に使う
「笠子(かさご)」はフサカサゴ科の総称で、北海道から東シナ海にかけて生息している 体長は25cm~30cmで、体色は生息する場所によって暗褐色から紅色まであり、複雑な班がある
美味で漁獲量が少ないため高級魚として扱われるが、煮付け、塩焼き、鍋に使う
「眼張(めばる)」はカサゴ科の魚で北海道から九州までの日本海の岩礁に生息している。名のように眼、口が大きく、体表が銀色で白っぽい「白メバル」、体表が赤い「赤メバル」、体表が黒っぽい「黒メバル」がある。全長20cm~40cmで主に煮つけに利用する。北陸では「ハチメ」とか「ハツメ」とも呼ぶ
「飛魚(とびうお)」は体長は30cm、種類によっては50cmほどで紡錘形をしており 海面を飛ぶためにその名前が付いたが、島根県などの日本海側や九州などでは「アゴ」とも呼ぶ
刺身や塩焼きにすることが多いが、脂肪分が少ないためあごの煮干しなどにする
「はたはた(鰰)」は北海道、秋田から鳥取までの日本海で獲れる魚で、口が大きく鱗がない。秋田沖で大量に獲れたが、最盛期の1%以下に落ち込んだ。3年ほど自主禁漁し、その間は稚魚を放流する育てる漁業を行った
特に秋田ではしょっつるなべ、鰰すしなどいろいろな料理に使われるが、卵(「ぶりこ」)を持ったはたはたを珍重する