食品11-1  淡水魚・海老・甲殻類・腔腸類・頭足類など

食品11-1 蟹(かに) 食品11-1 ズワイガニ
食品11-1 せいこ蟹(せいごがに) 食品11-1 香箱蟹(こうばこかに)
食品11-1 越前蟹(えちぜんがに) 食品11-1 松葉蟹(まつばがに)
食品11-1 隠岐松葉蟹(おきまつばがに) 食品11-1 鳥取松葉蟹(とっとりまつばがに)
食品11-1 間人がに(たいざがに) 食品11-1 紅ずわい蟹(べにずわいがに)
食品11-1 水蟹(みずがに)    
ズワイガニ(Ogashi kanko)
ズワイガニ(Ogashi kanko)

    「蟹(かに)」は十脚甲殻類の総称で、頭胸部と腹部となるが、頭胸部からは五対の脚があり、そのうち一対は挟みになっている
   熱帯から冷帯までの淡水域、汽水域、また海水域に生息しているが、多くが海水域に生息している。ケガニ、ワタリガニ、ズワイガニ、紅ズワイガニが食用として人気がある

    「ズワイガニ」は冬の味覚の王者とも言われ、主にべ-リング海から日本海にかけての水深300m~400mの海底に生息している
    「ズワイガニ」は北陸や山陰で獲れるが、漁獲の減少が続いており資源保護のために漁の解禁日が決まっている
   色は全体的に薄い茶色をしており、雄の甲幅は13cm~17cm、甲長8~13cm、脚を拡げると80cmに達するものもある
   肉は甘くて美味で、生で刺身にするか、焼いて焼ガニにするか、茹でて身を頬張るか、天ぷらや酢の物などにする
    「ズワイガニ」の雄は「越前がに」「松葉がに」と呼ぶものもあるが、雌は「せいこ蟹」とか「こうばこかに(香箱蟹)」と呼んでいる。 雌は産卵を繰り返すため大変小振りであるために、身は少ないがオスよりは旨い、また卵や甲羅についている蟹味噌の味は絶品である
   日本ではロシア産などの冷凍ものが多く販売されているが、国内産との区別は国産のズワイガニの脚にはいろいろな色のタグが付いている

    「えちぜんがに(越前蟹)」とはズワイガニの雄のことで、地域団体商標に登録されている。 越前蟹は福井県の三国、越前、敦賀、小浜の港に水揚げされたズワイガニに与えられた名称である 一定の品質、大きさのカニの脚に黄色のタグが付いている
    「まつばがに(松葉蟹)」は山陰の島根県、鳥取県、兵庫県などで獲れたズワイガニの雄を呼んでいる。 隠岐松葉蟹(鳥取県の隠岐諸島近海で獲れる松葉蟹で青色のタグが付いている)、鳥取松葉蟹(鳥取県で水揚げされた松葉蟹で、白色で赤色のタグが付いている)などと名称で呼び、一定の品質、大きさの蟹には脚にタグを付けて販売している
    「間人かに(たいざがに)」は、京都府の丹後半島にある丹後町の間人港(たいざこう)に水揚げされたズワイガニのことで、脚には緑色のタグが付いている

    「べにずわいがに(紅ズワイ蟹)」はズワイガニと形が似ているのと、茹でる前から紅いために紅ズワイ蟹と呼んでいる。主に水深500m~1000mの日本海やオホーツク海に多く生息しており、甲長は12~13cmである。味はズワイガニとほとんど変わらないが値段は少し安い
   茹でたり、刺身にしたりまた加工用に使用するが、乱獲がたたり漁獲が激減している。そのため現在は雌蟹の捕獲が禁止されている

    「みずかに(水蟹)」は脱皮して間もない蟹で(蟹は脱皮を繰り返しながら大きくなる)、甲羅が柔らかくぶよぶよしており、身入りも大変悪くて商品として不向きである