食品15-4 野菜1

食品15-4 キュウリ 食品15-4 ブルームキュウリ
食品15-4 ブルームレスキュウリ 食品15-4 黒いぼきゅうり
食品15-4 白いぼきゅうり 食品15-4 ピクルスきゅうり
食品15-4 薩摩芋(さつまいも) 食品15-4 甘藷(かんしょ)
食品15-4 唐芋(からいも) 食品15-4 川越の芋(かわごえのいも)
食品15-4 鳴門金時(なるときんとき) 食品15-4 安納芋(あんのういも)
食品15-4 丸十(まるじゅう) 食品15-4 塊根(かいこん)
鳴門金時(Tokushima-shop)
鳴門金時(Tokushima-shop)

    「きゅうり」はウリ科の一年草で、ヒマラヤが原産である。年中栽培され流通しているが、冬季は温室栽培ものが出回る。品種として黒いぼきゅうりと白いぼきゅうり、ピクルスきゅうりがある。用途はサラダ、酢の物、寿司、また漬物の用途に使う

    「ブルームキュウリ」は十年以上ほど前にスーパーや八百屋の店頭に並んでいたキュウリで、表面には白い粉がふいていた。この白い粉を「ブルーム」と呼び、キュウリから自然に生ずる蝋物質である。ブルームはキュウリなどからの水分の蒸発などを防ぐ役割がある
   しかし農薬と思われ「ブルームキュウリ」は嫌われ、ブルームのない「ブルームレスキュウリ」が好まれるようになった。白い粉はふいていなく、表面はツルツルしており日持ちはするが、味や香りは落ちる
    「黒いぼきゅうり」は春から夏にかけて収穫するきゅうりで、刺が黒いのが特徴。皮が厚いが肉質は柔らかいが、味が白いぼきゅうりより落ちるため現在はほとんど栽培されていない
    「白いぼきゅうり」は刺が白いのが名前の由来で、表面はなめらかで皮が薄い。味も良く緑も鮮やかなため、黒いぼきゅうりに代って生産量の九割を占めている
    「ピクルスきゅうり」の果実は短くて楕円形、また果肉は緻密であるためピクルス漬けなどに利用する

    「薩摩芋(さつま芋)」は「甘藷(かんしょ)」または「唐芋(からいも)」とも呼ばれ、熱帯アメリカが原産である。江戸時代にさつま芋は干害に強いために、飢饉に備えて蘭学者青木昆陽が栽培を勧めた。また薩摩藩も米の栽培が不適当な火山灰地に栽培を奨励した
   さつま芋は根が肥大化した塊根(かいこん)を食用にするが、でん粉が大量含まれており、澱粉、焼酎の原料、焼き芋、干し芋、スイートポテト、芋けんぴ、大学いも、きんとん、煮物などにつかう

    「川越の芋」は埼玉県の川越の南部で栽培されるさつま芋で、江戸時代から人気があるさつま芋で、品種は紅あずまが多い
    「鳴門金時」は地域団体商標に登録されており、温暖で良質な砂地の徳島県鳴門市・徳島市・板野郡管内の砂地畑で栽培されたさつま芋のこと。品種は高系14号という早堀り用の品種で鮮やかな赤紅色で、ほっこりとした食感と甘さが特徴
    「安納芋(あんのういも)」は種子島産の甘藷で、高水分で焼くとまるでクリームのようにトロッとした食感がある

    「丸十」とは日本料理のお品書きでさつま芋を意味している。江戸時代島津藩(薩摩藩)「塊根(かいこん)」とは根が水や栄養分を貯めて肥大したもので、さつま芋などがあるはさつま芋の大産地であった。島津氏の家紋が丸に十字であったのが由来と言われている
    「塊根(かいこん)」とは根が水や栄養分を貯めて肥大したもので、さつま芋などがある