食品15-7  野菜1

食品15-7 里芋(さといも) 食品15-7 親芋(おやいも)
食品15-7 子芋(こいも) 食品15-7 孫芋(まごいも)
食品15-7 たけのこ芋 食品15-7 食品1-京いも(きょういも)
食品15-7 八つ頭(やつがしら) 食品15-7 石川早生(いしかわわせ)
食品15-7 土垂(どだれ) 食品15-7 京芋(京野菜)
食品15-7 えび芋 食品15-7 芋煮会(いもにかい)
食品15-7 芋名月(いもめいげつ) 食品15-7 衣被(きぬかづき)
食品15-7 芋茎(ずいき) 食品15-7 赤芋茎(あかずいき) 
食品15-7 軟白芋茎(なんぱくずいき) 食品15-7 白芋茎(しろずいき)
里芋(Osaka-aino)
里芋(Osaka-aino)

    「里芋」は東南アジアの原産のサトイモ科の地下茎だが、葉柄も「ずいき」と呼んで食用にする。里芋の多くは芋が分球して増えるが、親芋をたべる「親芋用品種」、子芋を食べる「子芋用品種」、親芋も子芋も食べる「親子兼用品種」がある
   親芋用品種には「たけのこ芋」、親子兼用品種には「八つ頭」 子芋用品種には石川早生、土垂(どだれ)」がある。秋に収穫した里芋の根株を地中に植えて、春に解体して親芋、子芋、孫芋に分ける。孫芋が一番美味いが、種イモとして使う。里芋の皮を剥くときは塩を手に塗ると痒くない

    「たけのこいも」は地方によっては「京いも」とも呼ばれ、芋が土中から上へ上へと突き出すために名前が付いた。 外観も円筒状でたけのこと似ており、皮もむきやすく煮くずれもしない。煮物やおでんに使う
    「八つ頭」は親芋に子芋が分球しないで肥大して、固まり状になる。子孫繁栄の縁起物として正月のおせち料理に使う。葉柄は赤紫色で芋茎(ずいき)と呼ばれ食用にする
    「石川早生(いしかわわせ)」は沢山の子芋、孫芋が出来るために収穫量が多く、丸芋で肉質はやわらかく粘りがある

    「土垂(どだれ)」の形状は楕円形で、肉質は粘りがあって柔らかいが煮くずれしにくい。煮物としてよく利用する
    「えび芋」は京野菜の一つで「京芋」とも呼ばれ、里芋の種類である。子芋が海老(蝦)の形に似ているために名前が付いたが、京料理の芋棒には欠かせない

    「芋煮会」とは野外で大鍋に里芋、棒ダラ、牛肉、白菜、青葱、ゴボウ、油揚げ、大根、ニンジン、豆腐、きのこ類などを醤油または味噌、味醂、酒などで煮たもの。東北地方で特に山形県の芋煮会が有名である
   仲秋の名月(旧歴の八月十五)には石川早生などの里芋を皮付きのまま塩茹でして、お供えする習慣がある(「芋名月」とも言う)
   塩茹でしたり、蒸したりした里芋を「衣被(きぬかづき)」と呼び、皮を剥いて何もつけずに食べたり、醤油や甘味噌をつけて食べる

    「芋茎(ずいき)」は里芋などの葉柄(ようへい)で、八つ頭の赤紫の葉柄を「赤芋茎」、軟白栽培した「軟白芋茎」または「白芋茎」と呼び、料亭などに使われる高級食材で大和伝統野菜として指定されている
   芋茎はアクが強いので皮を剥き、適当な大きさに切ってから水に晒してから煮物や酢の物に使う