食品20-5  果物

食品20-5 柿(かき)          食品20-5 甘柿(あまがき) 
食品20-5 富有(ふゆう) 食品20-5 富有柿(ふゆうがき)
食品20-5 次郎柿(じろうがき) 食品20-5 渋柿(しぶがき)
食品20-5 平核無(ひらたねなし) 食品20-5 庄内柿(しょうないがき) 
食品20-5 おけさ柿(おけさかき) 食品20-5 八珍柿(はっちんがき)
食品20-5 紀ノ川柿(きのかわがき) 食品20-5 ころ柿(ころがき)
食品20-5 干し柿(ほしがき)    

 

富有柿(Satake farm)
富有柿(Satake farm)

    「柿」は本州以南に自生する柿の木になる果実で、秋に黄赤色の甘い果実をつける。熟すと自然に渋が抜ける甘柿、熟しても渋が抜けない渋柿があり、甘柿は生食で渋柿は干柿にする。柿にはビタミンCやタンニン(渋)などの成分が含まれているために「高血圧を予防する」「悪酔い予防」などがあると言われている

    「甘柿」は樹上で熟すると果実の渋が抜ける柿のことで、代表的な品種には富有柿(ふゆうがき)、次郎柿がある
    「富有柿(ふゆうがき)」は「富有(ふゆう)」とも呼ばれ、原産地は岐阜県の巣南町で、西日本中心に栽培されている甘柿である。やや扁平で丸みがある大形な柿で、果肉は柔らかくて甘味も強い
    「次郎柿」は静岡県と愛知県で出荷の約八割を占めており、特に愛知県の豊橋市石巻が日本一の生産地である。丸みのある四角ばった形で、カリカリとした歯応えがある食感の甘柿である

    「渋柿(しぶがき)」は水溶性のタンニンがあるため渋味があり、そのまま食べることが出来ない。そのため渋抜き即ち脱渋(だつじゅう)する必要がある 
   代表的な品種として「平核無(ひらたねなし)」がある。形は扁平で四角張っており、糖度は高い 平核無(ひらたねなし)は生産地などによって呼び方が変わる。山形県の庄内地方で栽培されるものは「庄内柿」、佐渡島で栽培されるものは「おけさ柿」、種がないのが珍しとして新潟で栽培されるものは「八珍柿」がある。これらは出荷時にアルコールや炭酸ガスで渋抜きをする
   和歌山県の「紀ノ川柿」も渋柿である。品種は平核無で、柿が色づく前に一つ一つ固形アルコールを入れたビニール袋を被せて渋抜きする。柿を切ると黒砂糖をまぶしたような実になる 

    「干し柿」は「ころ柿」とも呼ばれており、「渋柿」の皮を剥いて糸などで数個つなぐ。それを太陽や雨露が当たらなく、風通しの良いとこで干す。そのまま食べたり、柿羊羹などの製菓材料にする