食品34-4   塩の種類・塩の製造方法

食品34-4 ダンピア 食品34-4 シャークベイ
食品34-4 ポートヘッドランド 食品34-4

ゲレロネグロ

食品34-4 原塩(げんえん) 食品34-4 ばら積み(ばらづみ)
食品34-4 岩塩(がんえん) 食品34-4 乾式採鉱法(かんしきさいこうほう)  
食品34-4 溶解採鉱法(ようかいさいこうほう) 食品34-4  
原塩(Kantho)
原塩(Kantho)

   オーストラリア・西オーストラリア州には広大な塩田がいくつかあり、鉄鉱石の集散地としても有名なポートヘッドランド、日本の丸紅などが資本投下している ダンピアがある。 そしてユネスコの世界遺産として登録されているシャークベイには三井物産などが資本を投下している塩田がある
   またメキシコには世界最大の塩田のゲレロネグロあり、三菱商事が出資している。なおこの地域は世界遺産としてユネスコに登録されている
   塩事業センターが販売していた「げんえん(原塩)」はオーストラリアやメキシコなど天日塩のことで、塩の粒径は大きく不ぞろい。現地において海水で洗浄するが、それ以上の加工はしていない。ばら積みで日本へ輸入する
    「ばら積み」とは梱包しないで、船の船倉やトラックの荷台に積むこと

    「岩塩」は陸地の岩石の間にある塩で、海が隆起してそれが蒸発すると地中に塩の層が出来る。ヨーロッパ諸国やアメリカや中国などに多く産出するが、ミネラル分は非常に少ない。日本では「岩塩」が採掘できる大規模な岩塩層がないために輸入品である。岩塩層から岩塩を「採掘」して「粉砕」する。特徴は大きな粒径な物が多く、レストランなどではミル付きの岩塩が置かれており、ミルで削りながら使う場合が多い
   塩は本来白色であるが、朱色、黄色、黒色の塩も珍しくない。これらの色は塩に含まれている不純物(鉄錆、砂、埃など)による色である
    「岩塩」の採鉱方法には「乾式採鉱法」と「溶解採鉱法」の二通りある
    「乾式採鉱法」は一般の鉱山とほとんど同じ方法で、坑道を掘って岩塩層を採掘する方法で、溶解して濃い塩水にする
    「溶解採鉱法」は岩塩層にパイプを2本入れて、片方から圧力をかけながら水を注入して岩塩を「溶解」させる。そして溶けた濃い塩水をもう一方のパイプで汲み上げる。これらの濃い塩水はNaCl以外のものをほとんど取り除き(精製して)、そして真空式蒸発缶を利用して塩を析出させる(濃い塩水から塩を作ること)