食品34-8   塩の種類・塩の製造方法

食品34-8 立体式塩田(りったいしきえんでん) 食品34-8 立体式塩田タワー
食品34-8 ネット式 食品34-8 天日(ネット)
食品34-8 枝条架式(しじょうかしき) 食品34-8 液滴蒸発(えきてきじょうはつ)
食品34-8 天日(枝条架) 食品34-8 流下盤(りゅうかばん)
食品34-8 天日(流下盤) 食品34-8  
枝条架式(Kobenp)
枝条架式(Kobenp)

    「立体式塩田」はすなわち「立体式塩田タワー」は離島などの製塩によく使われる海水濃縮装置のことである。海水濃縮装置の内部は枝条架式(しじょうかしき)やネット式の規模を大きくしたり、応用したりしたもので、主に風の力を利用する(モーターで海水をくみ上げる)
    「ネット式」は樹脂製のネットに海水を上からゆっくりと落下させ、水分を蒸発させる海水濃縮装置である。 専売公社が開発したが、現在は離島の製塩メーカーなどがこれを発展させた方法で海水を濃縮している

    「天日(ネット)」について食用塩公正取引協議会の用語解説では「漁網状のネットを組上げ、上部から海水を流下させ、主に風力を利用して水分を蒸発させて濃い塩水をとる」ある
    「しじょうかしき(枝条架式)」は昭和30年ごろ入浜塩田に変わって導入された流下式塩田に併設された海水濃縮装置である。 内部を笹や竹で束ねて傘状にしたものを上から吊るし、上部から海水をゆっくりと流して、風の力で濃い海水を作る(何回か行う)
    「液滴蒸発」とはネット式、枝条架式などによる濃縮方法。この海水濃縮装置の内部は竹や笹、またはネットが張り巡らされており、ポンプで海水をくみ上げてネットなどの上部からゆっくりと流してやる。海水はネットなどを伝いながらゆっくりと下へ下へと流れ落ちてゆき、風の力で水分が飛ばされて海水は濃縮される

    「天日(枝条架)」について食用塩公正取引協議会の用語解説では「竹、笹を立体的に組上げ、上部から海水を流下させて蒸発させることで濃い塩水をとる」とある
   流下式塩田では「流下盤」と呼ばれる少し傾斜のある土地(砂利やビニールシートなどを敷きつめてある)の上部に、海水をポンプで汲み上げてゆっくりと海水を流す。太陽と風の力で海水の水分が少し蒸発するがそれだけでは十分でなく、大抵はネットや枝条架などの海水濃縮装置を併設している。それらを何度か利用して海水を更に濃くする
   濃くなった海水を平釜などで煮詰めて塩を析出させる(濃い塩水から塩を作ること)
    「天日(流下盤)」について食用塩公正取引協議会の用語解説では「緩やかな傾斜をつけた平面に、海水を循環流下させ、主に太陽熱を利用して水分を蒸発させて濃い塩水をとる」とある
   天日(枝条架)、天日(ネット)は天日(太陽)の力はほとんど使っていない。「天日○○」とはおかしな用語である