食品39-6   和菓子

食品39-6 柏餅(かしわもち)     
食品39-6 桜餅(さくらもち)
食品39-6 葛餅(くずもち) 食品39-6 粽(ちまき)
食品39-6 わらび餅 食品39-6 肉桂餅(にっきもち)
食品39-6 菱餅(ひしもち) 食品39-6 大福(だいふく)
食品39-6 大福餅(だいふくもち) 食品39-6 豆大福(まめだいふく)
食品39-6 塩大福(しおだいふく) 食品39-6 いちご大福(
食品39-6

キウイ大福

食品39-6 安倍川餅
食品39-6 磯辺焼き(いそべまき) 食品39-6 羽二重餅(はぶたえもち)

 

蕨餅(Yoshimitsu)
蕨餅(Yoshimitsu)

    「柏餅」は漉し餡、粒餡、味噌餡を餅で包み、そして柏の葉を巻いたもので、端午の節句のお供え物に使う。水で捏ねた上新粉を蒸して搗き、餅を小分けして丸く伸ばす。漉し餡などを包んで形を整えて柏の葉やサルトリイバラなどで巻く
    「桜餅(さくらもち)」は桜にちなんだ餅で、関東と関西では餅の皮の種類が違う。関東では色素でピンク色に染めた小麦粉で皮を焼き、それで漉し餡を包む。さらに塩漬けした桜の葉で包んだ餅
   関西では色素でピンクに色を付けた道明寺粉を蒸して餅を作り、それで餡を包み、さらに塩漬けした桜の葉で包んだもの
    「粽(ちまき)」はもち米や粳米、片栗粉、砂糖などで作った餅を三角錐状にして、熊笹で包んで藺殻(いがら)で結び、5本一組にして蒸したもの

    「葛餅(くずもち)」は葛粉、でん粉、寒天などを加えて蒸して冷やし、それを漉し餡などを包む。黄粉や黒蜜をかけて食べる
    「わらび餅」は蕨粉に水を加えたものを弱火にかけながら、半透明になるまでよくかき混ぜる。熱いうちに容器に移してそのまま冷水で冷やし、適当な大きさに切って黄粉、砂糖、塩を混ぜたものをまぶしたりつけたりして食べる
   なおわらび粉、砂糖、塩、水を加えて火にかけたわらび餅は長持ちする

    「肉桂餅(にっきもち)」はニッキの香が豊かな餅で、岐阜県池田町のいげたやが有名である。小豆の漉し餡を肉桂(シナモン)の香がする求肥で包んだお餅
    「菱餅」は雛祭りの雛段に供える餅で紅、白、緑に着色した菱形の餅。紅色の餅は桃の花を表しクチナシの実で着色したもの
   白色の餅は雪の白を表し、菱の実が入っている。緑色は春の新緑を表し、よもぎを入れる。紅色の餅は厄を祓い、白色の餅は子孫繁栄や長寿、緑色の餅は邪気を祓うと言われている
    「大福(大福餅)」は小豆の餡(粒餡やこし餡)をよく搗いた餅で包んだ物で、餡の量が餅の量より多い物が旨い。 また大福の皮に塩茹でした赤エンドウ豆や黒豆が入った「豆大福」、塩が大目に使ってあるために皮や餡が塩っぽい味の「塩大福」がある
   最近は色々な種類の大福があり苺(白餡と一緒に)を包んだ物は「いちご大福」、またキウイフルーツを包むと「キウイ大福」である。これらは果実の酸味と大福餅の甘味のバランスが何とも言えない旨さがある
   大福餅がいつまでもホタホタしているのは、餅に砂糖を入れておくと保水性がよくなるからである。また上にかけてある白い粉は米粉(とり粉とか餅とリ粉とか打ち粉と呼んでおり、でん粉を使う場合がある)で、外側が餅であるため引っ付くのを防止するためである

    「安倍川餅」はつきたての餅、または切り餅を焼いて茹で柔らかくしたものを砂糖入りの黄粉(きなこ)をまぶして食べる。現在の安倍川餅はつきたての餅に黄粉と漉し餡を絡ませたもの
    「磯辺焼き」は切り餅などを焼き、醤油をつけて海苔を巻いたもの。または魚、貝、鶏肉、はんぺんなどをタレを付けながら焼いたものに海苔を巻いたもの         
    「はぶたえもち(羽二重餅)」は福井の銘菓で、柔らかな肌触りと上品な光沢をもつ最高級品の絹織物「羽二重」にちなんだお菓子である。羽二重餅の原料は砂糖(グラニュー糖)、もち粉(求肥粉)、水飴である
   もち粉を蒸して餅状にして練り上げる。練り上げながらシロップ状にした砂糖と水飴を糸状にしながら加えて、薄く延ばして一晩寝かせる。それを一口サイズに切り、ひっつかないように「とり粉」を振って二枚重ねにする