食品39-7   和菓子

食品39-7 紅葉まんじゅう(もみじまんじゅう) 食品39-7 人形焼(にんぎょうやき)
食品39-7 カステラ焼き  食品39-7 金鍔(きんつば)
食品39-7 金鍔焼き(きんつばやき) 食品39-7 銀鍔焼き(ぎんつばやき)
食品39-7 薩摩きんつば 食品39-7 芋きんつば
食品39-7 金団(きんとん) 食品39-7 芋きんとん
食品39-7 栗きんとん 食品39-7 栗金飩(くりきんとん)
食品39-7 月餅(げっぺい) 食品39-7 ムーンケーキ
食品39-7 中華菓子(ちゅうかがし)    

 

紅葉饅頭(Okinadho)
紅葉饅頭(Okinadho)

    「もみじまんじゅう(紅葉まんじゅう)」は広島県の宮島の銘菓である。漫才師B&Bの「もみじまんじゅう」のギャクで全国に知られるようになり、今でも饅頭の中では一番の認知度を誇っている
   紅葉まんじゅうは砂糖、小麦粉、卵を使ったカステラ生地の材料をもみじの型に流し込み、それに小豆などのこし餡や粒餡、カスタードクリーム、チョコレート、抹茶などの餡を入れて焼いたもの
    「にんぎょうやき(人形焼)」は東京都日本橋人形町が発祥の地で、焼き型(七福神、ドラえもん、ミッキーマウス、鳩、亀など)にカステラ生地の材料を流し込み、小豆の粒餡、こし餡、抹茶、カスタードクリームなどの餡を入れて焼いたもの
    「カステラ焼き」は人形焼の中身のない(餡がはいいていない)ものを言う

   江戸時代の「きんつば」は刀の鍔に似ていたので「ぎんつば(銀鍔)焼き」と呼んでいた。銀より金ということで「きんつば(金鍔)焼き」とか「きんつば」と呼ぶようになった
    「きんつば」は固めの小豆のつぶし餡を丸めたものを、水に溶いた小麦粉(膨張剤をが入っている)に軽く浸す(餡に天麩羅のように衣が付く)。それを食用油脂がひいてある熱い鉄板の上に乗せる。丸くなるように形を整えて、焦げ目がつくまで焼く。裏返して上から押えて焼きあげると円形の「きんつば」が出来る
   また小豆に砂糖と寒天などで作った餡を四角に切りわけ、それに小麦粉を薄く溶いた液を塗る。それを植物油をひいた鉄板で各面を焼くと、四角形のきんつばが出来る
    「薩摩きんつば」は「いもきんつば」のことで、四角い形をしており、小豆の代わりにさつま芋を使用したもの。原料のさつま芋はあんのういも(安納芋)を使う業者が多くなった

    「きんとん(金団)」にはお菓子の「栗きんとん」、お節用には「芋きんとん」と「栗きんとん」がある
   お菓子の「栗きんとん」は岐阜県の東濃の有名な和菓子で、中には「くりきんとん(栗金飩)」として販売している和菓子屋もあるが、栗の収穫時期とその後の少しの間だけしか製造販売しない。もちろん国産の栗を使用しており、砂糖を加えて炊き上げ、茶きんで絞ったものでお節の栗きんとんとは全く食感も味も違う
   お節の「いもきんとん(芋きんとん)」はさつま芋を数cmの大きさに切り、ガーゼなどで包んだクチナシの実と一緒に柔らかくなるまで茹でる(黄色に着色するために)。柔らかくなったさつま芋に砂糖、味醂、レモン果汁などを煮たてたものを加えながら、そして潰しながら火を通す(固さや味を調整する)。そして布巾にとり茶巾に絞り上げる
   お節の「栗きんとん」は瓶詰の栗か(軽く湯掻く)、皮を剥いた甘栗を「芋きんとん」に混ぜれば出来る

    「げっぺい(月餅)」は中国のお菓子で、シンガポールなどでは「ムーンケーキ」とも呼んでいる。中秋節(旧暦8月15日)には中国やシンガポールでは「げっぺい(月餅)」を親しい人に贈る習慣がある(結婚式のデザートとして出てくる)
   日本では新宿中村屋が中国から持ちかえり、日本風にアレンジしたもので、平たい円形をしている
    「げっぺい(月餅)」の皮の原料は小麦粉、砂糖、植物油脂、卵、ラードなどである
   中の餡は月餅によって変わるが、小豆の餡、白餡、ハスの実、胡麻、ドライフルーツ、くるみ(胡桃)などを細かく刻んだもの。それらを皮で包み焼いた焼き菓子である
    「中華菓子(ちゅうかがし)」とは中国で創られ、そして日本へ伝わった菓子のこと