第三章 私の名前は化学塩 391

 この実験においてニガリを添加した塩として天塩、瀬戸のほん塩、いそしおがあります。NaCl純度の低いいそしおの開口率が80%、NaCl純度がそれほど高くない天塩の開口率が50%です
   しかし「瀬戸のほん塩」はNaCl純度が低いのですが、開口率は30%しかなりません。これはニガリが添加してあってもカリウムが中心のニガリであるためで、海水組成と大きく異なるからでしょう

  ではイオン交換膜利用を利用した塩(イオン交換膜塩)のアサリの開口率はどうなっているでしょうか
  イオン交換膜塩は食塩、瀬戸のほん塩、いそしそですが、やはり
NaCl純度が低ければ アサリの開口率が高いようです
  また伯方の塩、シママース、天塩は再製天日塩です。天塩はニガリが添加してありますので
NaCl純度が低くなり、他の再製天日塩よりアサリが多く開口するようです


 この実験はイオン交換膜云々するより、塩の組成が海水の組成に近いかどうかでアサリの開口率が決まるようです。すなわちいそしお、海の精などが海水の組成に近いのでアサリの開口率が高くなるわけです
  海水の組成に近いから、アサリが開口したから、またミネラルが食塩より少し多く含まれているから、でもそれだけでは身体に良い塩とはいえません
  塩も食品ですので使用原料の海水の安全・安心や衛生状態が良好であることが保証されていなければ、身体に良い塩とは言えないのです


第九節 自然塩信仰のススメ
   今幼児教育の大切さが叫ばれており、教育次第で子供は大きく変わると言われています
  その端的な例として中国や韓国の反日感情でしょう。この反日感情は小さいときからの反日教育の積み重ねで、何か事あるごとに民衆の不満は日本批判へと矛先が向けられて、大規模な反日デモなどへとエスカレートしてゆきます

    昨今、先生の授業力や生徒指導力のレベル低下が指摘されるために、先生たちの授業力や指導力をUPさせるためのTOSSという団体があります

   夏休み、冬休み、春休みになると熱心な先生たちがたくさん、 日本各地にあるTOSSの会場に集まるのです
  彼らは授業、生徒指導のプロすなわち達人になるために、他人の授業から授業法などを盗み、学び、それらを身につけて磨きをかけ、そして実際に授業を行います。授業を他の人に評価してもらうことで向上心に火をつけて、授業力などをさらに
UPさせる方法のようです
  大変素晴らしいことですので、ケチをつけるつもりはありません。でもこの
TOSSのホームページのコンテンツの一つに、大変気になったものがありましたので取り上げてみました


 大阪府のある小学校のあるクラスで、体育の授業時間にについての調べ学習をした結果を、ホームページに公開していました。その内容を簡単に皆さんにお話しましょう(現在は削除された)
 この調べ学習は先生の助言と指導の下で、全日空の翼の王国や日航の機内誌で取り上げられた沖縄のある塩と、食塩をいろいろな角度からの比較対照したものです
  「塩はどんなものに使われているか」からはじまり、「塩を摂りすぎるとどんな病気になるか」などを問うわけです
  さらに先生は生徒に「血圧の高い老人が医者に減塩を勧められ、減塩食を毎日食べていたが効果が無かった。更に悪化したため、どうせ死ぬなら不味い減塩食をやめ、塩量を元に戻して食事を続けた。さてこの老人はどうなったか」
  そして「ある老人が呆けてしまい、食べても、食べても、物を食べるので、家族は困り果てて、食べ物を隠したが塩だけ隠すのを忘れた。このボケ老人は塩を毎日おやつ代わりになめ続けた。さてこの老人はどうなったか」と生徒にこの二の質問をしました

  この解答ですが、最初の質問の答えは「老人は元気になった」、二つめの質問の老人は「呆けが治った」と先生は答えています

    そして先生は「塩には自然の中で作られた自然塩と、工場で作られた化学塩(食塩)がある。自然塩には(3-22ホームページの表を変形)、マグネシウムやカリウムやカルシウムが含まれているので体調を整えるためには絶対必要である
  また摂取しすぎても、身体の中でうまく働いて排出されるので問題がない。医者がよく塩を減らせと言うのは工場で作られた
化学塩のことで、摂らないようにすべきである
  しかし自然塩はしっかりと摂るのが正しい考え方」と説明しています

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